令和4年第4回丸亀市議会6月定例会が開催された。
本定例会では、6月20日までの19日間の会期が決定された。議長の多田光廣氏は会議を開会し、鎮静した雰囲気が漂う中、議事が開始された。
各議案についても説明がなされ、特に議案第55号では新型コロナウイルス影響下での生活支援のため、低所得の子育て世帯向けに資金計上される見込みである。松永恭二市長は、1億6500万円を支給する特別給付金について説明し、議会の承認を求める意向を示した。
また、議案第56号から第66号までの一系列の議案は、一括で提示され、さまざまな計画の承認が求められた。ここでは新型コロナウイルス対策や公共施設利用の維持管理、地域経済への影響を考慮した施策に力が注がれていることが伺われる。
特に市内の企業支援策として、宿泊事業者への給付金や公共交通機関への支援が計画され、経済の回復に寄与する姿勢が強調された。松永市長は、経済状況が厳しい中での施策について、必要な支援を講じてゆく方針を示した。
議案第67号では監査委員の選任が行われ、議会の了承を得て川田匡文氏が選任された。この決定の背景には、議会内での適正な監視や確認機能の維持が図られていることがある。真鍋順穗氏も新たな議員として、質問する姿勢を示した。
市民からの請願においても、香川県主要農作物等の種子条例の制定を求める意見書が提出され、地域農業に関する重要性が示された。市議会はその内容についての慎重な審査を約束した。地域独自の資源を守るための取り組みが重視される中、今後の議論が期待される。市長は地元の意見を尊重し、地域振興に役立ててゆく考えを示した。
本日の会議は、すべての議事を終了し、次の会議が6月6日に予定されていることが告げられた。