令和4年第3回丸亀市議会4月臨時会が開催され、重要な議案が審議された。
本会議では、まず専決処分に関する二つの議案が取り上げられた。
丸亀市市税条例の一部改正について、副市長の横田拓也氏は国の税法改正に伴う内容を詳細に説明した。
この改正では、省エネ改修工事の関連特例を拡充し、地球温暖化防止に寄与することを目指している。
質疑の中で、議員の中谷真裕美氏はこの制度の活用促進が市民にとって重要であると述べ、制度の周知方法について質問した。
それに対して総務部長の栗山佳子氏は、今後市の広報誌やホームページを通じて情報提供を強化する方針を示した。
さらに、丸亀市国民健康保険税条例の改正も議題に上がった。
席上、中谷氏は課税限度額の引き上げが市民及び国保被保険者に与える影響を懸念し、具体的な数値を挙げて説明を求めた。
栗山氏はこの改正が医療費の増加に伴い、低中所得者層への新たな負担を抑えるためのものであると混失した説明を行った。
その後、新しい教育長の任命同意についても議論がなされた。
副市長の横田氏が現教育長の任期満了を受け、新しい教育長候補の提案を行い、承認された。
流れのある審議の中、真鍋順穗氏の議長辞職や福部正人氏の副議長辞職も報告された。
これに続いて新議長と副議長が選挙で選出され、多田光廣氏が議長、岡田剛氏が副議長として就任することが決まった。
最後に、すべての議案が原案通り承認され、無料の環境政策や税の改正に関する関連施策が進行する見通しとなった。
特に、環境政策に関しては、今後のゼロカーボン施策との整合性が重要視されることが期待されている。