令和4年1月21日、丸亀市議会において臨時会が開催された。この会議では、令和3年度丸亀市一般会計補正予算が議題に挙げられた。
議案第1号の概要について、松永恭二市長は、歳入歳出それぞれ19億8,132万8,000円を追加し、予算の総額を616億3,227万2,000円とすることを説明した。
特に、住民税非課税世帯に対する特別給付金事業費として16億6,570万円が計上されている。また、子育て世帯等に向けた支援策の拡充として、新型コロナからの経済支援も重要なテーマとなる。
質疑において、中谷真裕美議員が子育て世帯への臨時特別支援事業費について質問を行った。具体的には、所得制限を撤廃し、対象外となっている離婚親子への支援を求めた。
これに対して、宮本克之健康福祉部長は、給付金の趣旨に沿った運用や、既に手続きの早急な対応について強調した。臨時的な支援としての新たな制度や地域の配慮が求められる局面である。
最終的には、議案第1号は異議なしで可決され、今期臨時会は閉会となった。今後の支援策の実施が期待される。