丸亀市議会の令和5年第2回臨時会が開催され、重要な議題が次々と承認された。
特に、市税条例および国民健康保険税条例の改正についての専決処分が注目される。市長の松永恭二氏は、地方税法改正による対応とその意義を強調した。市民税の課税特例や軽自動車税に施される環境性能割の見直しなどが含まれており、具体的には肉用牛の売却による課税特例の延長が述べられた。
また、保育士支援策として、就職準備金の債権放棄についても報告され、これは教育分野の安定化を図る狙いがある。市長は、成果に向けた取り組みを継続する意向を示した。議案の多くは 審議を経ずに可決され、この臨時会は効率的な運営がなされた。
議案第55号、令和5年度丸亀市一般会計補正予算(第2号)も重要な議題である。市長によると、追加予算の総額は592億3,804万円に達し、生活支援金や児童支援金による具体的施策が取り上げられた。特に、住民税非課税世帯への支援が7億円計上されることが強調され、市民への実行力が求められている。
さらに、固定資産評価審査委員会と教育委員会の委員の選任同意も議題に上がり、今後の委員会の円滑な運営を期待させる内容が含まれている。これらの選任に対しても異議なく進行し、円滑な議会運営を示している。
また、議長や副議長の辞職が相次ぎ、投票による選挙が行われ、新たに三宅真弓氏が議長に選出された。彼は、全力で公平公正かつ円滑な議会運営を目指すと記し、議員や執行部への協力を呼びかけた。
本臨時会は、約2時間にわたって進行し、次のステップに向けて重要な議題が解決された。議会運営委員会の委員も新たに選任され、今後の議会活動が円滑になることが期待される。最後には、全案件が議了し、閉会となった。