令和元年第4回丸亀市議会9月定例会が開会された。
議会では、議案第51号から第69号までの上程と、多文化共生の進め方、児童虐待への取り組み等が話し合われた。
特に、幼児教育無償化の施行に関連し、私立幼稚園における給食費についての聞き取り調査なども行われた。
議案第51号では、令和元年度の一般会計補正予算が提案された。
この補正予算には、介護保険特別会計、モーターボート事業会計なども含まれており、各議案は議会において活発な議論が行われ、承認された。
さらに、議会では児童虐待防止についても強調された。
丸亀市では、全国的に見ても心身の健康を育むため、プログラムを導入し、新たに5名の職員を家庭児童相談室に配置したと報告された。
社会教育の役割と重要性が語られ、地域社会における連携の強化が必要とされている。
特に、児童を見守るためには、地域の安心な『居場所』づくりが重要であると認識されている。
また、外国籍住民の増加が見られる中、文化の異なる方々との共生に向けた取り組みの重要性も再確認された。
教育長は、特に図書館の役割についても触れ、子供たちの主体的な学びの環境を提供すると同時に、地域の文化資源を活かした施策が重要だと述べられた。
日本語教室や交流活動などを通して、外国人の人々と地域住民との結びつきを強化することが期待されている。
このように、丸亀市議会は今後の多様性を受け入れ、いかに魅力的な地域社会を築くかが重要であるということが強調された。