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新型コロナ対策、特別定額給付の給付率95.8%に

二戸市議会で新型コロナ対策が議論され、特別定額給付金の給付率が95.8%に達したと報告。
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令和2年6月12日に開催された二戸市議会定例会では、議員の一般質問が行われ、新型コロナウイルス感染症への対策が焦点となった。

畠中 泰子議員は、まず新型コロナウイルス感染症で苦しむ市民にお悔やみを述べた。感染が広がる中、世界全体の感染者は736万人、死者は41万人を超えたことに驚きの声があがり、感染拡大と市民生活への影響が繰り返し問題視されていると強調した。

続いて、知事会や市長会による国への提言を背景に、市としての対策の強化を求めた。この流れの中で、特別定額給付金の申請状況についても言及があり、藤原 淳市長は、申請は順調で、申し込み件数は11,146件、給付率は世帯で93.9%、人数で95.8%に達していると説明した。市は申請に対する広報などを通じて、今後も申請を勧奨していく意向を示している。

さらに、畠中議員は、市内の観光客数や宿泊事業者への影響、医療機関の受診控え、生活福祉資金の貸付状況など、具体的なデータを求めた。市長は各種統計を基に、業種ごとの影響状況について具体的に触れ、特に観光や飲食業における客数の大幅な減少を挙げた。

現在、二戸市では7月上旬に開設が予定されている発熱外来についても言及が行われた。市長は運営について医師会や保健所との協議が進行中である旨を伝え、形態はまだ具体化していないことを明らかにした。市民に対して安全面を第一に考えて進めると約束した。

最後に、金田一温泉の新施設についての計画が白紙に戻ったことに関し、畠中議員はその理由や今後の検討について疑問を呈した。それに対し、市長は事業の方向性を今後も模索しつつ、丁寧に進めていくとの見解を示した。

議会開催日
議会名令和2年6月二戸市議会定例会
議事録
タイトルの評価危機の中での新型コロナ対策と給付金の進捗が適切に反映されているため。
説明文の評価新型コロナ対策、特別定額給付金の状況が的確に要約されているため。
本文の評価議論内容が会議録に基づいており、新型コロナ対策に関する具体的な情報が詳述されているため。

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