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二戸市議会、6月定例会で様々な課題を可決

令和4年6月20日、二戸市議会が定例会を開き、議案や意見書を審議。税条例改正や農業支援策が焦点に。
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令和4年6月20日、二戸市議会の定例会が開催された。議会では、様々な議案や請願、発議が審議され、多くの項目が原案通り可決された。

特に注目された議案として、議案第1号の二戸市税条例等の一部を改正する条例がある。この改正案では、DV被害者の住所非公開を可能にする内容や、国民健康保険税の課税限度額を引き上げる項目が含まれている。反対意見もあり、畠中 泰子議員は「現在の国保税は高過ぎる」とし、引上げによる負担増を懸念した。

議案第2号では、令和3年度二戸市一般会計補正予算(第17号)が原案通り可決された。この予算には、過去最高の1億3,826万4,000円のふるさと納税による歳入が見込まれている。また、地域づくり人づくり基金の残高が令和3年度末で5億5,600万円に達する見込みで、市民ニーズを重視した財源の使い道が求められている。

議案第5号の市道路線変更案も、全会一致で可決され、市民の生活に直結するインフラ整備が進められることになった。

請願第1号は、令和4年度の水田活用の直接支払交付金の見直しに関するもので、農業の維持と発展を求める意見が多数上がった。その中で採択が決まり、生産者の意見を今後とも反映させる方向性が示された。

最後に、発議第1号と発議第2号の意見書が審議された。特に発議第1号では、政府が提案する農業支援策の見直しに対する反発が見られ、賛成の声が上がったが、最終的には否決された。一方、発議第2号については可決され、農業施策の見直しが議会で強く訴えられた。

議会は午前11時23分に閉会し、議事録には多くの意見や議論が残された。市民への情報発信や意見収集が今後の課題として残るだろう。

議会開催日
議会名令和4年6月二戸市議会定例会
議事録
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