令和4年9月15日の小浜市議会定例会では、補正予算案が採決され、全て原案通り可決された。
この会議において、議案第36号から第50号までの補正予算が一括議題にされる。予算決算常任委員会委員長の竹本雅之氏は、議案第36号の小浜市一般会計補正予算は歳入歳出合計で3億4,383万円を追加し、総額は前年度比3.4%増の174億8,387万5,000円に達すると報告した。
この増額の主な要因は、新型コロナウイルス対策おばまチケット第4弾及び私立保育園への給食材料費補助が含まれる。公共交通機関利用促進について、竹本氏は、地元の企業従業員が新しいバス路線を利用しやすくするため、様々なPRを行うことを強調した。
また、マイナンバーカード普及についても質疑があり、政府から送付されるQRコード付き申請書を利用して代理申請が可能であることが説明された。特に15歳未満の取得率を高める措置について言及された。
次に、陳情第7号「すべてのケア労働者の大幅賃上げを求める意見書」は賛成が少なく不採択となった。対照的に、陳情第9号の地方財政の充実・強化に関する意見書は全員の賛同を得て採択された。この意見書案では、政府に対して地方財政を固めるための適切な措置を求めている。
最後に、議案第44号から第49号までの教育関連やコミュニティセンターについては、すべて原案通り可決された。特に、コミュニティセンターは地域での協力と利用促進が期待される施設としての必要性が強調された。これにより、新たな地域活性化を目指す方針が示された。
日程の全てを終了し、議会は標準の休会期間に突入する。次回の本会議は10月4日予定されている。