令和5年9月20日、おおい町議会定例会が開催された。
本日の会議では、複数の重要議案が審議された。中でも、令和4年度一般会計及び8特別会計歳入歳出決算の認定については特に注目を集めた。議案に対し、「猿橋巧氏」が反対の意見を述べ、町税収入の滞納問題や原子力関連収入の不安定さが懸念されるべきだと指摘した。これに対して、町長の「中塚寛氏」は、政府との連携強化を図る考えを示した。
また、令和5年度おおい町一般会計補正予算や各特別会計予算も一括で審議された。この中で、「堤満也氏」は補正予算の妥当性に関する議論を展開し、町の未来を見据えた努力が求められると強調した。
さらに、工事請負契約に関する議案も可決された。特にデジタル放送設備等更新工事については、質疑応答が活発に行われ、「尾谷和枝氏」や「屋敷浩道氏」からも具体的な質問が寄せられた。工事業者については競争原理に基づいて選定されるとの説明があり、透明性確保が目指されている。
一方、人権擁護委員の推薦についても議論され、「細川正博議長」は推薦の必要性を訴えた。地域の人権意識向上への期待が寄せられており、これを受けた意見交換も行われた。
最後に、健康保険証廃止の中止を求める請願に関して、賛成意見が出たものの、不採択とされることが決定された。議会は、今後更なる議論と議事進行に尽力する姿勢を示した。議長の「細川正博氏」は、定例会の閉会に際し、議員各位の協力に感謝の言葉を述べた。