令和6年3月21日、おおい町議会は定例会議を開催した。
今回の会議では、議案第13号から議案第22号までの21件について審議が行われ、住民に影響を与える重要な改正案や予算案が提出された。
町長の中塚寛氏は、「令和6年度一般会計予算は令和5年度比で7.2%増の123億3,000万円となっている」と提案した。
大型の事業が多く含まれており、特に教育施設の改修や地域振興に注力する見込みです。
特に注目を集めたのは、「おおい町国民健康保険税条例の一部改正について」である。
猿橋巧議員は、本改正に対して「福井県標準保険料に合わせることが家庭の負担増につながる」と述べ、反対意見を表明した。
また、議案第22号の未来創生戦略策定には賛成の意見が多く、子育て支援や地域経済活性化に向けた取り組みについても期待が寄せられている。
採決結果では、議案第13号から第18号、また第21号が全会一致で可決された。これに対し、議案第22号については賛成多数で可決する運びとなった。
さらに、町の政策に終止符を打つ形で、「おおい町と高浜町との廃棄物処理に関する規約の廃止」の議案も全会一致で可決され、町民の環境に配慮した施策の強化が前進した。本定例会議流れは、地域にとって重要な議題が多く議論の際も活発な質疑が交わされた。
このように、今回の議会では、町民の福祉や安全を重視した施策が進行中であることが確認された。議会終了後、町長は「町民の意見を尊重し、次代につながる施策を進めていく」と今後の取り組みへの意気込みを語った。