おおい町の令和6年3月定例会議が、2月28日に開催されました。出席13名、議長の細川正博氏が会議を進行しました。
会議ではまず、会議録署名議員として今川直樹氏と猿橋巧氏が指定されました。続いて、会議期間が本日より3月21日までの23日間と決定されました。諸般の報告として、代表議員からの議員派遣結果の報告がありました。
報告第1号では、トンネル照明設備更新工事に関しての専決処分が報告されました。町長の中塚寛氏は、腐食進行の引込管を修繕する必要が生じ、115万2470円の契約変更を行ったと説明しました。総額6793万6000円となるとのことで、片側交互通行規制を考慮した交通誘導員の配置についても言及されました。
次に、議案第2号としておおい町産業育成基金条例の廃止についてが審議されました。町長は、新たな貸付が今後ない事を理由に、令和6年4月1日に条例を廃止することを提案しました。この議案については何も質疑がなく、産業建設常任委員会へ付託されることが決定しました。
また、令和5年度の一般会計補正予算、特別会計の補正予算に関する議案も一括で審議され、新たな予算の編成や増額に関する詳細が報告されました。今回の一般会計補正予算は、歳入歳出予算の規模が6億3415万5000円の追加となり、合計125億3625万8000円となる見込みであることが示されました。
さらには、介護保険など複数の会計予算が報告され、特に歳出の増額が必要とされる項目についての説明が行われました。議案への質疑はありませんでした。
続いておおい町手数料徴収条例の一部改正についても議論され、戸籍関連の手数料の改正が提案されました。住民窓口課長の菅原義直氏は、電子証明書に関する導入や、プライバシーの安全側面についても説明。質疑が行われた後、条例改正案は賛成多数で可決されました。
最終議題では、里山文化交流センターの空調設備更新工事についても審議が行われる等、幅広いテーマが取り上げられました。議長は本日の会議を終了させ、次回定例会議の日程についても案内がありました。