令和3年6月25日、小浜市議会は定例会を開催し、複数の議案を一括で審議した。
議案第50号と第55号では、令和3年度一般会計補正予算について審議が行われ、いずれも可決された。特に第55号は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた低所得の子育て世帯への支援を強化する内容となっている。これに対して、各委員から詳細な質疑がなされ、具体的な支給手続についても確認された。
また、議案第52号から第57号では、国民健康保険税や介護保険、手数料条例の改正案が上程された。これらの議案については、すべて原案通り可決となり、特に押印を求める手続きの見直しが話題に上った。市民の利便性を向上させるため、これらの改正は重要な意味を持つと強調された。
さらに、委員長報告として、議案第58号および第59号に関する監査委員の選任についても話が及んだ。議長からは、委員の適任性が評価され、全員一致で選任が可決された。新たに選任されたのは、監査委員には垣本正直氏、固定資産評価審査委員には平井良和氏である。
選挙を通じて新たに選出された議員の皆様は、今後の小浜市の発展に向けて尽力していくことが期待されている。議会では、全体の調和を図りつつ市民サービス向上に向けた施策を進める方針が確認された。