令和2年5月18日に小浜市議会で臨時会が開催された。
会議では、会期の決定から始まり、専決処分の報告が行われた。市長の松崎晃治氏は議題に挙がった報告について、事故による損害賠償の額が4,575円であることを説明した。
また、議案第35号から第41号についての専決処分の承認が求められ、議長が手続きに従って討論なしで進行した。特に、令和元年度および令和2年度の一般会計補正予算に関する提案が注目される。
新型コロナウイルス感染症対策として、一般会計補正予算(第1号)では、事業主への雇用調整助成金サポート窓口設置事業と、マスク等物資購入のための防災体制整備事業が含まれている。松崎市長はこのような施策に対し、市民への支援の必要性を強調した。
議案第37号でも、子育て世帯への感染症対策支援として、飲食店で使えるテイクアウトのチケット配布、特産品の送付などの新たな取り組みがある。
さらに、26日には規模の大きい補正予算が提案され、特別定額給付金の支給事務を進めるために関連部署を設置。国や県の支援を迅速に活用できる制度を周知することに尽力している。
最後に、議案第42号では、地域の活性化に向けた一般会計補正予算が可決され、市民の意見を基にした支援策や経済活性化に向けた施策が整備される見込みである。特にプレミアム付き商品券が市内での消費を促進する役割を担うこととなっている。意義ある議会の審議が続き、地域住民のための施策に期待が寄せられる。