令和元年9月17日に開催された小浜市議会定例会では、主に一般会計および特別会計の補正予算が審議された。
議案第47号の一般会計補正予算(第3号)は、可決され、各項目に関しては幅広い質疑が行われた。予算決算常任委員会委員長である藤田 靖人氏が報告を行い、「審査の結果、9件の議案を原案通り可決すべき」と述べたことから特に注目された。
補正予算には、災害支援に関連する人件費や防災体制の整備、さらに地域課題の解決に向けた予算が計上された。例えば、閉校している4校を避難所として改修するための351万2,000円の予算が含まれており、停電や浸水時のトイレ対応に関しても言及があった。委員からは、災害時に必要な簡易トイレの設置について質問があり、予算内での整備が進むことが確認された。
続いて、議案第48号から第55号までの特別会計補正予算案についても一括して採決が行われた。特に水道事業会計補正予算(第1号)については、将来的な公共インフラの整備に関連した予算が承認され、全議案が全議員の賛成を以て可決された。
さらに、議案第56号から第64号についても審議が行われ、小浜市一般職の職員の給与条例および旅費に関する条例の一部改正が提案され、これも可決された。