令和4年9月定例会が開会した。
議長の井川剛氏が進行する中、篠原実市長が議会に出席し、開会挨拶を行った。市長は降雨によるダム貯水率の向上について言及し、
「節水意識を持ち、公共の水を大切にしましょう」と呼びかけた。
さらに、新型コロナウイルスの現状にも言及し、「感染者数は減少傾向にある」とし、感染予防の重要性を強調した。
市内の病院においてポスターを持参し、感染対策を呼びかけている様子も伝えた。その中で、「小学校や保育園での感染拡大防止をお願いしたい」と述べた。
会期は9月27日までの22日間、議事日程の中で議案の承認が必要な重要事項について討議されることになる。特に、令和4年度の一般会計補正予算(第4号)や、体育施設条例の改正といった重要議案が多く上程される。
篠原市長は、一般会計補正予算について説明し、「追加予算は7億4,400万円」とし、前年を下回ることが見込まれると述べた。また、市の経済活動を促進するために「しこちゅ~2022プレミアム付商品券を全市民に販売している」と強調した。地域経済の活性化が急務であり、議会の協力を求めた。
会議中、市長は別の議案として、「公有水面埋立事業」に重要な意義を持つとし、議会への提案を求めた。議議案には、今後の土地造成事業に関する手続きも含まれている。また、財産区の管理委員選任の提案もあり、適切な議決が求められる。特に、地方自治法に基づく人権擁護委員の推薦についての意見も重要な課題として取り上げられた。
議案の質疑を受けて、質疑は無く進行し、全議案が可決される見込みだ。会議は9月7日から12日までの休会を経て、さらに検討が進められる予定である。議員たちは市民からの意見を反映させるコールから始める。