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四国中央市、コロナ対策と子育て支援に重点

四国中央市議会で行われた定例会では、新型コロナウイルスや子育て支援に関する重要な議論が交わされた。
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令和5年第1回四国中央市議会定例会が開かれ、市民の生活に重要なテーマが議論された。特に、新型コロナウイルス感染症への対応に関して、山川和孝議員は市の現状を懸念し、感染防止対策とワクチン接種の進行状況を詳らかにするよう求めた。

市長の篠原実氏は、最近の感染者数が減少傾向にあるものの、依然として感染が継続していることに留意するよう述べた。また、愛媛県全体での感染者数は今でも多い状況で、特に新たなウイルスの流入に対しては慎重な姿勢が求められていると強調した。

続いて、子育て支援政策についての議論が行われた。山川議員は、18歳までの医療費無料化など、県内の他市と同様の施策展開を求めた。特に奈義町の成功例を引き合いに出し、本市もその成果を是非とも見習うべきだと主張した。

篠原市長は、その現状に対する施策について詳細に説明し、今年度の予算規模が4億5,000万円となることを明らかにした。これは、経済的支援として非常に重要な位置づけだとし、今後も取り組みを続ける姿勢を見せた。

また、放課後児童クラブの待機問題についても言及され、合田晃友こども家庭課長は、待機児童発生の要因と、その解消に向けた具体的な施策について詳細に報告した。現状では、施設不足と支援員不足が主要な問題として挙げられている。特に子供たちの安全を守るため、施設の整備と職員の確保が急務であると認識された。

最後に、市の花や木の制定についても意見が交わされた。山川議員は、市のマスコットキャラクターしこちゅ~がコスモスを花に持つにもかかわらず、正式な市の花が制定されていない現状について疑問を呈し、20周年を迎えるにあたり、こうした制定を進めるよう提案した。副市長の高橋誠氏は、市としてその必要性を認識しつつも、市民全体の意見を考慮に入れながら決定していくべきだと考えていると述べた。

今後の施策展開に向けた市民の意見が反映されることを期待する。

議会開催日
議会名令和5年第1回四国中央市議会定例会
議事録
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