令和3年12月1日、四国中央市議会臨時会が開催された。
本臨時会では、新たな議会構成に伴う正副議長の選任や、各特別委員会委員の選任が話題となった。さらに、吉田善三郎前議長と眞鍋幹雄前副議長の辞職も議論され、会議が進行した。
開会にあたって、篠原実市長は「これからの議会運営にご尽力いただきたい」と期待を寄せた。特に、常任委員会と議会運営委員会の委員選任については「議会構成に関わる重要な案件」と強調した。
また、吉田善三郎前議長は辞職に際し、1年間の活動を振り返り「東京オリンピックやノーベル賞受賞など、様々な出来事があった。」と述べた。地域の発展を念頭に、議員として引き続き努力する考えを示した。
議長は、議会の運営が円滑に行われることの重要性を再確認し、議員たちの支援を求めた。
緒戦の投票を経て、新視点をもたらした井川剛新議長が選任された。井川議長は「市民の声を反映し、災禍にも負けない議会を築く」との決意を表明し、新体制に望む意欲を示した。
副議長には石川剛議員が選任され、今後の議会運営を支援する姿勢を強調した。
この日程の中で、様々な特別委員会の委員選任も行われ、地域医療対策や公共交通調査に関連する委員が指名された。
議会改革調査特別委員会においても新たなメンバーが選出され、議会の更なる効率化に向けた意見交換が期待される。
閉会時には、篠原市長が議員に感謝の意を示し、今後の定例会への参加を呼びかけた。市政運営を支えるためには、円滑な議会活動が欠かせないとの認識が示された。議会は今日、午前11時54分に閉会に至った。