北秋田市議会は、令和元年5月16日に第1回臨時会を招集し、さまざまな議案が審議された。
議会では、承認第1号として市税条例などの改正案が報告された。財務部長の佐藤進氏は、法改正に伴う所要の整備を行う必要性を指摘し、議案の重要性を強調した。次に、承認第2号で国民健康保険税条例の改正が提案され、特に課税限度額の引き上げと軽減措置の拡充が重要な焦点となった。
さらに、議案第59号の鷹巣中学校校舎大規模改造工事の承認も話題となり、教育次長の小笠原吉明氏が具体的な工事内容について説明。校舎の老朽化や空調機器の設置が求められている現状を示し、これに議会の理解を求めた。議案第60号では、跨線橋のかけ替えに関する工事委託についても審議され、建設部長の浅村武則氏が詳細な計画を説明した。
その他、承認に関する議案について、すべての議案は大きな異議なく賛同を得て可決された。特に、議案第61号から第64号にかけては、除雪関連の財産取得に関するものが続き、地域の雪対策に向けた取り組みが一層進むことが期待される。
最後に、報告第1号として、保育所を市外在住の児童に使用させる件について健康福祉部長の齊藤修氏が説明し、これも専決に基づいて行われていることを明らかにした。臨時会はすべての議事を終了し、議長の黒澤芳彦氏の発言により閉会した。