令和6年5月13日、能代市議会臨時会が開会された。
本会議では、議長の安井和則氏が、20名の議員の出席を確認し、会期を1日に設定した。
続いて、市長の齊藤滋宣氏が、令和6年度一般会計補正予算案などの提出議案について説明を行った。
今回の補正予算案は、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金による支援策を含む。
主な内容は定額減税補足給付金の支給である。これは、所得税額や住民税所得割額から定額減税しきれない方への支援であるそうだ。
今後の見込みとして、合計所得金額が1,805万円以下の世帯が対象となり、具体的な給付額算定方法も示された。
また、市民福祉部長である関俊英氏が国民健康保険税の改正について説明し、課税限度額を引き上げるとのことである。
質疑の中で、安岡明雄議員は特別交付税の増加要因について言及した。
畠中徹総務部長は、災害復旧費や地域おこし協力隊員の増員が主要因であると答えている。
議会では、議案に関する討論が行われ、迅速な決議を求める声が上がる中、すべての承認が迅速に進められた。
市民からの支援を求める声を受け、全ての議案が異議なく承認された。