令和元年12月17日、北秋田市議会定例会が北秋田市議会議事堂で招集された。
出席した議員は、全体の出席数が定足数に達しており、会議が円滑に進行した。
特に注目されたのは、議案第102号、一般職員の給与に関する条例の改正であり、全会一致で可決された。
また、議案第103号では会計年度任用職員の給与についての詳細が明かされ、当局からは精緻な説明が提供された。
議案第104号の地方公務員法及び地方自治法の改正に関する条例も全会一致で原案可決され、その背景には法律の改正に伴う条例整備があった。
また、予算案の審査においては、令和元年度北秋田市一般会計補正予算(第4号)が提案され、特に電算費や教職員の勤務時刻管理システム導入にかかる予算が注目された。
学校教育課では、勤務時間を客観的に把握するシステムの導入が求められており、導入スケジュールが示された。
請願及び陳情では、免税軽油制度の継続を求める声が強調され、全会一致で採択された。
市議会では秋田市新屋へのイージス配備に反対の意見が多く、賛否が分かれる中で継続審査の決定がなされた。
さらに、福祉分野では「ケアプラン有料化」の見直しについての陳情があり、ここでも広範な議論が行われた。