令和4年4月18日、北秋田市議会第2回臨時会が開催された。出席した議員全18名が集まり、重要な議題に対して建設的な意見が交わされた。
最初に行われたのは議長の選挙で、無記名投票の結果、堀部壽議員が新たに議長に選任された。堀部議長は就任の挨拶で「議会運営の活性化を目指して全力で努める」と述べ、議員との連携を強調した。
続いて副議長の選挙が行われ、中嶋洋子議員と佐藤文信議員が同数の得票を記録し、くじ引きで中嶋議員が当選。中嶋議員は、議長の補佐役として「議会を円滑に運営できるよう努める」と抱負を述べた。
さらに、議会運営委員会の委員選任や常任委員会の構成も進められた。虻川敬議員が議会運営委員長に選ばれるなど、各委員会の顔ぶれが明らかになっていった。
次に、重要な議題が続く。追加日程では、北秋田市に関連する各種税制の改正についてが取り上げられ、財務部長の佐藤進氏が地方税法に基づく改正案を説明。特に住宅ローン控除の延長や国民健康保険税の限度額引上げが話題となった。この議案は全員賛成の結果、原案通り承認されることとなった。
また、ロシアによるウクライナ侵攻に対する抗議決議も採択された。板垣淳議員が提案したこの決議案は、国際社会の平和を守るために重要な意味を持ち、迅速に賛成される。
最後に、議会運営委員会の所管事務調査に関する発議案も可決され、本日の議会は無事に閉会を迎えた。議長堀部氏は議会の活動を通じ、住民ニーズに応える姿勢を示した。議会における新たなスタートが切られ、市民の期待を背負って進む姿勢が感じられた。