令和3年第2回常滑市議会定例会が、6月14日に開かれ、5件の議案が上程された。
主な議題には、令和3年度一般会計補正予算や職員手当の条例改正が含まれており、市議会での活発な質疑が行われた。
特に「議案第34号」では、西本真樹議員(日本共産党)が防疫作業に関する手当について質疑を行い、対象職種や作業内容の詳細を確認した。企画部長の水野善文氏は、全職種が対象であり、特に消防職が想定されていると述べた。新型コロナウイルス感染症から市民を守るために行われた緊急作業に対して、手当は1日あたり4,000円としている。
西本議員は、消防士が日をまたいで作業を行う場合の手当についても質問。水野氏は、日をまたぐ場合でも、それぞれの日に基づいて支給されると答え、他の自治体でも類似の制度があると補足した。
さらに、西本議員は医療従事者への手当についても言及し、病院職員の手当制度について病院事務局長の小羽正昭氏が感染症危険手当を導入していることを説明した。
今回の定例会では、通告による質疑の後、5件の議案は各常任委員会に付託され、さらなる審議が求められる予定である。議長の伊奈利信氏が散会を宣告し、会議は午前9時36分に終了した。