令和4年第3回常滑市議会定例会が開会され、各議案について審議が行われた。特に注目されたのは、一般会計補正予算や決算の認定に関する議案である。
議案第44号、すなわち令和4年度常滑市一般会計補正予算は、安定した市の運営に寄与することが期待されている。また、議案第45号のモーターボート競走事業会計補正予算についても、さらなる収益改善を目指していると、伊藤辰矢市長はコメントした。
公職選挙法施行令の一部改正に関連して、効率的な選挙運営を目指す動きが見られる。これに対し、井上恭子議員は「法改正を迅速に実施し、市民の信頼を得る必要がある」と述べ、議会としての対応を求めた。
一方で、財政の健全化を図るための決算認定案も重要な議題として取り上げられた。令和3年度の一般会計歳入歳出決算認定については、すでに充分な説明がされ、質疑も行われた。”税金の適切な利用が不可欠です”と、川原和敏経済部長は強調した。
計9件の認定案については、全て決算特別委員会に付託され、さらなる精査が行われる見通し。決算特別委員会の設置について議長から提案され、全議員の異議がなく設置が決定した。各委員の選任は今後の議会で行われる予定となっている。今後、常滑市の財政運営がどのように進展するか、注目が集まる。