令和2年12月11日、常滑市議会第4回定例会が開かれた。
会議では、延滞金に関する条例の一部改正が話題にあがった。市の税制改正に伴い、延滞金の特例基準割合が名称変更されるとの説明が総務部長の澤田忠明氏からあった。この変更は、今年度の税制改正に基づき、特例基準割合の性質ごとに整理されたものであり、その他の改正はないことが確認された。
議案は、一般会計や特別会計の補正予算から温水プールの指定管理者の指定まで多岐にわたる。西本真樹議員は、条例改正が9月の定例会で行われなかった理由について質疑を行った。澤田忠明氏は今回の改正は単独案件として行われたと答えた。これにより、特例基準の整理が必要となったとのことである。
また、同意案第21号の常滑市教育委員会委員の任命については、質疑通告はなかった。議長の加藤久豊氏は委員会の付託を省略する旨を報告し、賛成者全員起立により同意された。これに続いて人権擁護委員の候補者に関する諮問が一括で議題に上がり、特に異議なく進行された。
最後に、議長は本日の議事を終了し散会を宣告した。