令和元年9月17日、常滑市議会定例会が開催され、16件の議案が一括して審議された。
主要議題には、令和元年度常滑市一般会計補正予算(第2号)や病院事業会計補正予算(第1号)が含まれている。
これらの議案は、すべて可決される運びとなった。
議案第14号に関して病院事務局長の小羽正昭氏は、補正予算説明書の誤りを謝罪した。
具体的には、医療機器購入の内訳が誤っていたことを明らかにし、再審査を経て訂正されたと述べた。
また、入力ミスによるもので今後のチェック体制強化を誓った。
また、副市長の山田朝夫氏も、予算説明書における誤植についてお詫びした。
この状況が市議会議員に迷惑をかけたことを示し、注意深く資料を整備するとの姿勢を示した。
市の職員全員が意識を持って職務を行う必要性を強調した。
さらに、文教厚生委員会の加藤代史子議員は、幼稚園の保育料無償化について質疑を行った。
10月1日から無償化が予定されており、約196人の利用者に対し、1000万円の負担が発生する見込みだという。
報告としては、早急に保護者に対するPRが企画されているとのこと。
また、議案第15号については、会計年度任用職員の給与について質疑が交わされた。
この職員の年収はモデルケースで124万円となる見込みであり、正規職員の削減につながらないように配慮が求められた。
市議会ではそのほか、各種条例改正案が可決された。
重要な改正としては、消防団条例や水道事業に関連する規定に関するものがある。
これにより、消防団や水道事業者の質を保持するための施策が進展することが期待されている。
議会は午前10時から始まり、議案の採決を経て午前10時19分に散会した。