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常滑市議会、重要12議案を可決、新たな条例改正も決定

常滑市議会は、令和3年度の補正予算や条例改正に関する重要な議案を可決し、行政運営を見直す方向性を示した。
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令和3年9月13日に常滑市議会の定例会が開催され、複数の議案が審議された。

出席議員は全員出席し、議事が進められた。その中で、議案第38号から議案第49号までの12件が一括で議題となり、各常任委員会の審査結果が報告された。

特に重要な議案第38号「令和3年度常滑市一般会計補正予算」では、予算の変更が必要な理由が説明された。予算委員会の伊藤史郎委員長は、審査結果を報告し、「原案を可決することに決しました。」と述べ、その後質疑なしで可決された。

また、議案第42号については、常滑市の個人情報保護条例の一部改正が提案され、これに対する西本真樹議員の反対討論が目を引いた。西本議員は、「プライバシー権を危うくする重大な問題がある。」と強調し、デジタル庁の影響についても言及し、懸念を示した。伊奈利信議長からは、全体の審議を受けて採決が行われ、原案は可決された。

さらに、議案第45号「常滑市立図書館設置及び管理条例の一部改正」に対し、再度反対が表明された。西本議員は「図書館は市民にとって重要な施設であり、現状の改悪に対しては意義がある。」と訴え、図書館法の適用が外れることが利用に与える影響について問題提起する場面があった。これに対しても原案が可決された。

このほかにも、経済建設委員会、文教厚生委員会、総務委員会からの報告も行われ、各議案が順次可決される中、議会の進行がスムーズに行われた。最後に、全案件が審議を終え、議会は散会した。常滑市の今後に向けた予算配分や法改正は、市民生活に直接的な影響を及ぼす重要なテーマとなるだろう。

議会開催日
議会名令和3年第3回常滑市議会定例会
議事録
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