令和5年3月10日、常滑市議会の第1回定例会が開会された。この日は、4つの補正予算案が議題に上がり、それぞれの内容が審議されることとなった。
最初に取り上げられたのは、議案第10号の「令和4年度常滑市一般会計補正予算」である。この補正予算により、執行部は必要な財源を確保し、健全な市政運営を目指す姿勢を示した。
続けて、議案第11号の「令和4年度常滑市国民健康保険事業特別会計補正予算」や、第12号の「介護保険事業特別会計補正予算」も審議された。市民の生活を支える重要な施策が議論され、各議員からは関連する質疑が行われた。議長の稲葉民治氏は、議案について通告がなかったことを確認し、質疑は終了したと述べた。
特に、議案第13号では「令和4年度常滑市常滑駅周辺土地区画整理事業特別会計補正予算」が取り上げられ、この整備に向けた予算措置が強調された。駅周辺施設の整備は、地域活性化に向けも非常に重要視されている。さらに、これらすべての予算案は予算委員会に付託されることとなった。
議会はその後、午前9時31分に散会となり、市長や部長といった関係者も出席し、一連の議案を承認する準備が整った。市議会では、議事日程がスムーズに進行し、健全な市政運営に向けた一歩が踏み出された。