令和2年第4回常滑市議会定例会が開催され、予算に関する重要な議案が提出された。
出席した議員は18名であり、全員異議なく議案が可決された。議案の内容としては、一般会計の補正予算や特別会計の各種予算が含まれる。
まず、議案第64号「令和2年度常滑市一般会計補正予算（第6号）」が可決された。予算委員会の委員長、都築周典議員は、慎重な審査後に全員異議なく原案を可とすることが決まったと報告した。
続いて、他の特別会計予算も連続して可決された。特に、議案第67号の介護保険事業や議案第68号の土地区画整理事業も、特に異議なく通過する形となった。
また、議案第75号「常滑市温水プールの指定管理者の指定について」についても討論が行われた。日本共産党の西本真樹議員は反対討論を行い、教育施設として市直営が望ましいとの意見を述べた。
議論の後、賛成多数で原案が可決された。委員長による報告に対する質疑はなかったため、スムーズな進行が見られた。
最後に市長、伊藤辰矢氏が閉会あいさつを行った。市長は、特に新型コロナウイルス感染症の影響について言及し、今後も適正な行政運営を行うと強調した。観光振興計画の策定にも言及し、様々なデータ分析を通じて市の成長を目指していく意向を示した。
議会は新型コロナウイルス感染症の防止に向けた提案についても語り、引き続き感染防止対策を市民に呼びかけることを表明した。議会全体を通じて、地域の現状に則した議論が行われ、今後の施策に向けた積極的な姿勢が確認された。