令和3年第2回常滑市議会定例会が開催され、各議案が審議されました。
出席議員は全員17名であり、議長の伊奈利信氏が開会を宣告しました。
議題は議案第33号から議案第37号の計5件であり、まず一般会計補正予算の審査結果が報告されました。予算委員会委員長の伊藤史郎氏は、「議案第33号は全員異議なく原案を可決した」と述べました。
次に、議案第35号から第37号までの運営に関しては文教厚生委員会の中村崇春委員長が報告しました。大規模改修工事に対する質疑が多く行われ、保育園と小学校の改修において安全対策の重要性が強調されました。特に、三和南保育園の改修工事において、工事が園児等の安全に配慮して行われることが伝えられました。
委員長の加藤代史子氏は、特殊勤務手当に関する条例改正について報告し、審査の結果「原案を可決した」と発表しました。
また、市長の伊藤辰矢氏は閉会挨拶の中で、感染状況への対応として、愛知県における緊急事態宣言解除後の運営計画に言及しました。「新型コロナウイルス感染症への対応やワクチン接種の推進を図る」との意向を表明しました。
書面においては、ワクチンの接種率の現状や、飲食店への支援策についても説明がなされ、特に「買っトコ!!とこめし応援券」の利用期限延長や、キャッシュレス決済キャンペーンが発表されました。これにより、地域経済の活性化を図る方針が示されました。
最後に市長は、議員の協力を仰ぎつつ、感染拡大防止と市民支援に全力で取り組む意志を示しました。
定例会は議案の一括採決によって全て原案通り可決され、午前9時46分に閉会されました。