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新型コロナ対策や市民病院の現状に関する質疑が集中

常滑市議会で新型コロナウイルスへの対応や市民病院の外来についての質疑が行われ、医師不足などの課題が浮き彫りに。
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令和2年3月5日、常滑市議会では、重要な議題が取り上げられた。

この会議は、新型コロナウイルスに対する市の対策を重点に、各議員の一般質問が続いた。

まず、相羽助宣議員は新型コロナウイルスの対策について、市の検査体制や市民への情報提供、感染防止策などを幅広く質問した。これに対して、福祉部長の竹内洋一氏は、感染症対策として市民病院との協力体制を強化し、適切な情報提供を行うための取り組みを進めていると答弁した。具体的には、ウェブやポスターを用いて新型コロナウイルスに関する情報を市民に周知していることを説明した。また、マスクや消毒液の備蓄についても言及し、現時点ではマスク約3,400枚、消毒液250リットルを備蓄しているとのことだ。

坂本議員からはプラスチック製品の削減についても質問があり、環境経済部長の中野旬三氏は、海洋プラスチック対策のために市wideでの啓発活動を行っていくことを約束した。

成田議員は、子どもの貧困対策の重要性を訴え、特に中学校卒業後の支援が不十分であると指摘した。その上で、地域及び企業との連携が必要であるとの観点から市長への提案を行った。

最後に、盛田克己議員は市民病院の外来について質問し、外来患者の開業医への回送理由や救急外来の維持問題を取り上げた。病院事務局長の小羽正昭氏は、経営の安定化の観点から他医療機関との協力と情報共有の重要性を強調した。市は、特に医師不足に直面している現状を踏まえ、必要な改革に取り組んでいると述べた。

こうした議論を通じて、市民の不安や疑問を解消していく姿勢が求められている。

市民の生活や健康、安全を守るため、今後も議会としての取り組みが強化されていくことが期待される。

議会開催日
議会名令和2年3月常滑市議会定例会
議事録
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