令和元年第1回臨時会が常滑市議会で行われ、議長及び副議長の選挙が行われた。
新議長には加藤久豊議員が当選し、議会の指導と運営を担うこととなった。
当選後の挨拶で、加藤議長は市政のさらなる発展に貢献する姿勢を示した。
また、副議長には伊藤史郎議員が選出された。初の臨時会として新体制のもと、議会運営委員会や各常任委員会の委員の選任も行われ、以後の市政運営を見据えた体制が整った。
全体で18名の議員が出席し、今回の議会では計21の議題が上程された。主要な内容としては、新庁舎の立体駐車場増築や、常滑市税条例の改正案件が挙げられている。
特に、税条例の改正に関しては、一般市民の生活に直結するため、注目を集めた。承認された条例改正項目の中には、消費税率の引き上げに伴う軽自動車税や国民健康保険税の見直しも含まれ、課税限度の引き上げや減額基準の改正が実施されることとなった。
市長伊藤辰矢は、臨時の議会を通じて同市の未来を見据え、持続可能な市政の実現に邁進する意向を表明した。今後は、6月の定例会において具体的な施策を示し、市民との信頼関係構築に努める考えだ。
この初の臨時会を契機に、議会全体が市民の期待に応えるべく再出発する姿勢が強調された。
この会議での議論を踏まえ、今後の市政運営がどう進展するか、常滑市民の注視が求められている。