令和3年9月8日に行われた東浦町の定例会では、一般質問が主要議題として取り上げられた。秋葉富士子議員は、実効性のある避難所とその開設に関する問題について質問を展開した。特に、災害時の避難手段として注目される車中泊避難やペット同行避難についての具体的な取り組みを求めた。秋葉氏は、車中泊避難が新型コロナウイルスの影響で注目される中、自治体としての準備や規則が必要であるとの見解を示した。
また、認知症施策についても質問があり、神谷明彦町長は自治体がどのように施策を推進しているか評価し、住民への周知方法の重要性を強調した。特に、認知症に優しい町作りのために、行政が進める施策の進捗状況を説明した。
通学路の安全確保については、間瀬宗則議員が登壇し、通学時の交通事故の増加に対する具体的な対策が議論された。過去の事故を振り返りつつ、教育委員会とともに地域での安全確保に向けた運営方針の強化が求められた。
また、秋葉氏は、住民参加で災害に強い町づくりの重要性を強調し、地域の自主防災隊と学校との連携を深めることで、地域全体での防災意識を高める必要性を述べた。特に、青色防犯パトロールによる見守り活動が有効であると指摘した。
最後には、広報ひがしうらの配布方法についても言及があり、町民全体への情報提供方法の見直しを求める声があった。特に現在の配布方法が地域の実情に合致していない場合、行政が独自の配布体制を整備することが必要であるとの主張が行われた。