令和6年6月の定例会が行われ、重要な議案が次々と審議された。
会議は午前9時30分に開会され、出席議員16名が確認された後、町長の日髙輝夫氏が開会挨拶を行った。挨拶では、新年度における新規採用職員の迎え入れに触れ、現政を前に進めるための努力を確約した。また、来年度の職員採用試験についても言及。過去の職員を再雇用するカムバック採用制度を推進する意義が説明された。特に、職員の採用試験における申込者数が前年よりも約20名増加している点が注目された。
続いて、会議は日程第4の固定資産評価審査委員会委員の選任について議論した。町長は再任の戸田宏和氏に対して同意を求め、全員の賛成により、再任が決定された。同様に、令和5年度の各種繰越計算書についても散発的に報告が行われ。88件が繰り越される。
特に、令和6年度一般会計補正予算の承認においては、代理寄附制度の確立や新型コロナワクチンの接種に伴う予算増加が議論の中心となった。
また、国民健康保険税条例の一部改正案も審議され、低所得者世帯への軽減措置が拡大することが報告された。これにより、約29世帯が新たに対象に加わる見込みで、約110万円の減収となる。
加えて、東浦町水道事業及び下水道事業審議会条例の制定案が提出され、今後の事業運営を支えるための審議会の設置が求められる。
最後に、工事請負契約の締結として於大公園再整備工事が紹介され、契約相手の選定過程や必要な経費が透明性を持って執り行われたことが強調された。議会では、こうした重要な事項について確認され、審議が進められた。