令和6年第1回東浦町定例会が開催された。
2024年3月21日、議案第24号の併議案が提出され、東浦町の一般会計補正予算が主な議題となった。
この補正予算は、一般会計の総額を181億600万円とし、前年度比で約10億400万円の増額が見込まれている。
この予算案に対し、総務部長兼総務課長の宇治田昌弘氏が補正の目的と内訳を詳細に説明し、歳入歳出のそれぞれに大きな影響を与える可能性について言及した。
具体的には、体育館駐車場用地の取得を絡めた議論が多くの議員からなされた。
また、質疑の中で、補正予算の理由として国庫からの支出の増加や町税の収入増が挙げられたが、事業内容が定期的に見直され、特に高齢者福祉や教育分野への支出が重点的に行われることが強調された。
山田眞悟議員は「減額される予算項目が存在するのが気掛かりです。特に教育分野では、長期的に見て非常に重要な投資であるため、安定した資金母体を構築してほしい」と発言した。
この他、江南市のように先進的な施策を導入し、町民に新しいサービスを提供することを期待する声も寄せられた。
質疑の後、経済建設委員会と文教厚生委員会の報告が行われ、それによると、教育費などの具体的な補正内容が議論された。
特に、財政調整基金繰入金の重要性が指摘され、将来に向けた財政運営が求められる状況が続いている。
最後に、多くの議員が予算案に賛成し、生活環境向上や経済成長につながる施策となることを願った。