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令和6年3月定例会にてカーボン・ニュートラルや妊産婦支援について議論

令和6年3月の定例会でカーボン・ニュートラルに関する施策や妊産婦支援についての議論が交わされた。住民への情報提供の重要性も確認。
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令和6年3月の定例会が開かれ、議員による一般質問が行われた。

最初に、森靖広議員がカーボン・ニュートラルに関する施策を取り上げた。温室効果ガスの実質ゼロを目指す国の方針に基づき、町としても2030年に向けた低炭素社会の実現が求められる。森議員は「温室効果ガス排出抑制策とともに、気候変動への適応策を検討する必要がある」と強調し、特に運輸部門での改善策や、パーク・アンド・ライドの導入について質問した。

これに対して、都市整備部長の棚瀬憲二氏は「名鉄沿線駅周辺やJR武豊線沿線でパーク・アンド・ライドの利用を促進する考え」と述べ、確実な運用を進める姿勢を示した。また、次世代自動車の導入状況も報告され、現時点での公用車の導入率は約9%であるとのこと。

次いで大川晃議員は、妊産婦に対する支援について言及。妊産婦が安心して出産・育児できる環境の確保が重要とされ、「子育て支援センターうららんの避難所指定の是非」や「妊産婦向けの福祉避難所の必要性」を問うた。鈴木貴雄健康福祉部長は「必要に応じた研修会や勉強会を定期的に実施し、地域の避難機能を強化する考え」を示した。

また、地域コミュニティの強化に関する議論も行われ、北野興地議員は「地域の交流を深めるための広報活動や新たな施策の必要性」を提案。住民自治課は、住民の意見を反映させるためのプラットフォーム強化を図る必要があると認識しているようだ。

さらに、杉下久仁子議員は「避難所でのプライバシー確保や居住者の健康維持に向けた設備の必要性」にも触れ、具体的な改善策を求めた。担当職員は「避難所環境の改善が重要との認識をもとに、必要設備の整備を進めていく方針」を示した。

会議の最後には、広報ひがしうらの全戸配布の必要性が再度提起され、町の情報発信の在り方についても議論がされた。町長は「住民への情報提供は重要であり、様々な手段を用いる必要性がある」と強調した。

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議会名令和6年3月定例会(第1回)
議事録
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