令和元年第2回東浦町議会定例会が開会し、様々な議題が検討されている。
まず、会期は本日から6月26日までの21日間に決定した。議長の小松原英治議員が開会を宣言し、監査委員からの報告が配布された後、町長の神谷明彦氏が挨拶を行った。彼は、6月2日に開催された全国植樹祭で藤江小学校が受賞したことを述べ、地域との連携を強調した。
報告第2号と第3号については、総務部長の水野泰介氏がそれぞれの繰越計算について説明した。平成30年度の一般会計に関しては、エアコン設置工事のために2億円以上の繰越が見込まれており、教育環境の改善に寄与することが期待されている。
また、町の森林環境基金条例の制定を議題にした議案第28号において、建設部長の井上千城氏は、譲与税を基に基金を設置し、森林の整備を進める方針を説明した。この取り組みは地域の自然環境保全に資するものであり、議員の理解を求めた。
さらに、議案第29号及び第30号では、学校体育施設の開放に関する条例及び災害弔慰金に関連する条例が改正され、使用料や保証人に関する新たな規定が設けられることが提案された。特に、学校体育施設の使用料改定は地域住民に直結するため、注目されている。
また、令和元年度の一般会計補正予算が紹介され、歳入歳出の総額が151億円に達する計画であることが説明された。具体的には、地方創生推進交付金の活用が進められており、地域活性化に寄与する重要な施策として期待されている。
最後に、議案第33号及び第34号における町道路線の認定及び廃止が提案された。これにより、地域のインフラ整備が進むことが見込まれ、町の発展に貢献する。
次回の質疑は6月14日に予定されており、今回の会議での説明内容がさらに検討される見込みである。議会は本日、午前10時32分に散会した。