令和元年12月に開催された定例会では、一般質問が行われ、その中で健康寿命の延伸や道路・歩道の雑草管理、町運行バスのダイヤ改正後の課題や防災対策についての重要な議論が交わされた。特に健康問題に関する質問では、田﨑守人議員が健康寿命の延伸について、町全体での取り組みが必要と主張した。彼は「健康寿命を延ばすためには幅広い年齢層に対する意識づけと具体的な対策が求められる」と述べた。
また、道路や歩道の雑草管理については、利用者からの苦情が寄せられており、草刈り作業の適切な管理と反応の速さが重要とされる。建設部長は、「交通安全に配慮し、草刈りに対して迅速な対応を行う必要がある」とし、現場の実態把握や業者との連携を強化する方針を示した。
さらに、町運行バス「う・ら・ら」に関しては、令和元年10月のダイヤ改正以降の乗降客数が減少していることが報告された。特に、小型車両の定員超過による乗客の乗れなかった事例があり、利用者の声を反映させた改善策が求められている。防災対策の議論では、停電時の給水計画や防災無線アナウンスの改善が必要との声が挙がった。
杉下久仁子議員は、「水の供給が滞った場合の具体的なルールや日常からの周知が肝要である」と語り、今後の防災施策に期待を寄せていた。これらの問題は町民の生活に直結する重要なテーマであり、今後の進展が注目されている。