令和3年5月14日、東浦町は第2回臨時議会を開催した。
今回の会議では、主に監査委員の選任や、税条例の改正に関する承認が行われた。
議長の山下享司氏が開会に先立ち、来月から始まる新型コロナワクチン接種についても言及。
町長の神谷明彦氏は、これまでスムーズに接種が進んでいると述べ、65歳以上の住民からの接種予約受付が開始されたことを報告した。
会議では、同意第1号として提出された監査委員の選任について、町長が阿知波清三氏の再任を提案。
これに対し、出席した議員全員が賛成した。優れた財務管理の専門知識をもつとされる阿知波氏は、過去24年間監査委員を務めており、再任が紹介された。
次に、同意第2号として鏡味昭史氏が監査委員に新たに選任されることが決まった。
こちらも質疑などなく、スムーズに承認された。
続いて、いくつかの税条例に関する承認が行われた。
特に、「東浦町税条例の一部改正」及び「東浦町都市計画税条例の一部改正」に関して、新型コロナウイルス感染症対応として、負担調整措置の延長や電子申告の一部規定見直しが求められた。
会議の後半では、副議長の選挙が行われ、前田明弘議員が副議長に選任。
また、議長の辞職願も提出されたことから、急遽議長選挙を実施。
山下享司氏が再任され、再び同議題に基づく選挙が行われた。
議会運営委員会や各種委員会の選任も行われ、町の議会が新しい体制に移行することとなった。
これらの成り行きは、議会と行政の協力を背景に、東浦町の行政運営を支える重要な一歩と位置付けられる。