令和4年1月、東浦町議会は臨時会を開催し、令和3年度の一般会計補正予算について審議を行った。
本会議には16名の議員が出席し、会議は午後1時30分に開始された。議長の山下享司氏は、出席議員が確認されたことを報告し、議事日程に従い進行することを伝えた。
日程第1では、経済建設委員会、文教厚生委員会、総務委員会それぞれが報告を行った。経済建設委員会の委員長である秋葉富士子氏は、令和3年度の一般会計補正予算のうち、歳入・歳出に関する質疑応答を実施したと述べた。特に、プロギングイベントの委託料や新型コロナウイルス感染者増加の影響に関する質疑が目立った。
経済建設に関連しては、道路維持管理事業や町道整備の予算について詳しく触れられた。秋葉氏は、町道相生線と森岡中町線の舗装補修工事がそれぞれ4,239万円と6,436万2,000円の費用で推進されることを説明し、イベントに関する感染対策には十分留意するとの考えを示した。
次に、文教厚生委員会の米村佳代子氏が報告を行い、その中では新型コロナウイルスワクチン接種に関する補正予算について言及した。ワクチン追加接種事業費として約3,800万円を計上し、対象者は約13,000人を見込んでいる。この件に関し、ワクチン供給の状況に応じて進めることを強調した。
総務委員会の間瀬宗則氏は、議案第1号に関連する詳細を報告した。この中で、施設の防災対策、公共設備の更新計画について議論がなされ、特に発電機の更新工事における点検の重要性が再確認された。
最後に行われた議案第1号の討論では、複数の議員から賛同が寄せられた。特に、議員の間瀬元明氏は、補正予算が生活困窮者支援に向けたものであることと、今後の支援を早急に検討する必要性を訴えた。全議員の賛成をもって、令和3年度東浦町一般会計補正予算が可決した。
本議会は、地方自治法に基づき適切に運営され、町民の福祉向上に寄与する内容となった。議長の山下享司氏は、会議の終了を告げ、午後2時08分に閉会した。