令和3年12月の定例会では、公共施設の更新や道路整備、奨学金返還支援制度、ウオーキングコースの利活用について議論が交わされた。
特に、小松原英治議員が公共施設に関する一般質問を行い、公共施設の更新に関するプロジェクトチームの進捗や今後の計画について詳細に質疑した。小松原議員は、再配置検討案や住民の理解度についても触れ、具体的な数値や分析結果を求めた。
副町長の篠田茂久氏は、公共施設プロジェクトチームの活動を紹介し、令和3年に策定した再配置検討案には、森岡小学校周辺の施設の集約化が含まれていると述べた。また、住民への広報を強化し、公共施設利用の理解を浸透させる必要性を強調した。
また、道路整備について、議員からは市道の補修に関して懸念が示され、特に養父森岡線の整備が急務であると訴えた。建設部長は、交通量が多い該当地点の舗装打ち換え計画について言及し、今後のスケジュールを示した。
次に、奨学金返還支援制度についても質疑があり、秋葉富士子議員が制度の全国的、県内の実施状況について確認した。特に県内での返還支援制度を実施する市町の情報を集め、今後の本町での実施の可能性についても議論がなされた。