令和3年6月24日に開催された東浦町議会では、一般会計補正予算が議題となりました。今回の補正予算は、1億570万2,000円の増額が見込まれており、歳入と歳出がそれぞれ155億9,747万3,000円に達することが提案されました。
総務部長の神谷敏彦氏は、歳入の増額分として、愛知県介護施設整備事業費補助金の全額補助を新たに計上し、新型コロナウイルスワクチン接種事業のために、財政調整基金を一時的に利用することを説明しました。また、補正後の財政調整基金の残高は17億1,314万円となる見込みです。
特に、ワクチン接種事業に関して、鈴木貴雄健康福祉部長が詳細なスケジュールを発表しました。64歳以下の接種券は6月下旬に発送され、予約は段階的に開始されるとのことです。8月上旬からは、12歳から15歳の方のワクチン接種に関する議論も続く見込みです。
また、秋葉富士子経済建設委員長は、地域活性化および町民の健康増進を目的とする都市公園条例の一部改正についても、質疑を行いました。提案されている施設整備は、県からの補助金を利用して進められることが期待されています。この意義について複数の議員が意見を述べ、議会全体の関心が集まりました。
最終的には、議案第31号を含む複数の議案が全て原案通り可決されました。議会は、住民の声を反映した形で今後の施策に寄与していく姿勢を見せています。特に新型コロナウイルスに関連する施策については、早急な対応が求められる状況です。