令和4年7月4日、阿久比町議会の臨時会が開かれ、重要な補正予算が審議される。
本会議は、午前10時40分に開会し、会議録署名議員の指名が行われた。
新美三喜雄議員と山本恭久議員が指名され、次に会期の決定がなされた。臨時会の会期は、本日から7月7日までの4日間とすることが決まった。
続いて、議案第39号、令和4年度阿久比町一般会計補正予算が提案される。
町長の竹内啓二氏が説明し、補正内容として歳入歳出それぞれに1億2322万5千円の追加があることを明らかにした。これにより、歳入歳出予算の総額はそれぞれ106億1054万8千円になる。
補正の実施理由として新型コロナウイルス感染症への対応が挙げられた。
具体的には、総務費では食堂棟に高性能空気清浄機を設置するための費用が計上されている。
また、民生費では町立保育園への高性能空気清浄機の設置や、民間保育所の給食食材費負担軽減のための補助が含まれることが強調された。
質疑の時間が設けられたが、特に発言はなく、議案は常任委員会に付託されることになった。
次に、議案第40号、令和4年度阿久比町水道事業会計補正予算についての説明が行われた。
これも町長の竹内氏が行い、事業の収益的収入や支出に関する補正があり、約6千067万円が一般会計からの補助として用意されていることが述べられた。
この補正は、新型コロナウイルス感染症対策による水道基本料金の免除を受けるものであり、減収を補うための措置である。
質疑が行われたが、こちらも発言はなかったため、議案は稼働までの手続きに応じて総務建設委員会に付託された。
会議は約15分で終了し、次回は7月7日に開かれる予定である。