令和3年阿久比町議会第2回臨時会が、2月8日に開会した。
議事は、会議録署名議員の指名や会期の決定などから始まり、最終的には一般会計補正予算に関する重要案件が審議された。
議長の瀧塚政明氏は、最初に有権者からの体調不良による欠席議員の報告を行った。この時点で出席議員は12名で、定足数を満たす確認がなされた。議事日程に従い、最初に会議録署名議員として小柳みゆき氏と都築清子氏を指名した。
次に、会期の決定が行われ、臨時会は1日間のみであることに異議がないという確認が得られた。ここでの議事進行はスムーズで、議長の指示に従って進められた。
重要な議案として掲げられたのは「令和2年度阿久比町一般会計補正予算(第9号)」であり、町長の竹内啓二氏が提案理由を述べた。補正予算は、歳入歳出それぞれに1,010万4,000円の追加が予測されており、最終的な総額は144億6,766万1,000円に達する。
この補正予算では、特にコロナ禍におくる学校の感染症対策や 教職員の質向上を目的とした教材費が計上される。総務部長の大久保英俊氏が更に詳細を説明し、各学校における教育環境の改善を強調した。特に、プログラミング教育用の教材や感染症対策用の消耗品に関する予算が増額されるとし、具体的な金額も示された。
質疑には特に異議なしとのことで、メールでの生徒や教員との意見交換、教育環境の質向上の取り組みに向けての意義が強調された後、投票に進むことが承認された。議案第2号は、賛成全員で可決された。
その後、町長からの報告が行われ、和解及び損害賠償に関する諸般の報告が提出された。
こうして、議会に付議されたすべての案件が審議され、無事に会議は終了した。