令和3年6月24日、阿久比町議会は第2回定例会を開催した。
本会議では重要議案が複数審議され、その中には交通安全条例の改正案や一般会計の補正予算が含まれている。
第一に、議案第28号である阿久比町交通安全条例の一部改正については、総務建設委員長である都築清子氏が報告を行った。
自転車乗車時のヘルメット着用義務や賠償責任保険加入についての質疑があり、特に事故時の責任についての法律的解釈が議論された。また、賠償責任保険の加入を促進するため、町と教育機関が協力してPR活動を行う意向が示された。
次に、議案第29号では令和3年度の一般会計補正予算(第3号)について審議が行われた。
総務建設委員長の都築氏は、特に地域コミュニティの活動支援や、より安全な自転車通学を実現するためのヘルメット購入費助成金について言及。
対象者の具体的な人数や申請方法についても言及し、町としての支援の意義を強調した。
さらに、議案第32号では一般会計補正予算(第4号)が提案され、竹内啓二町長がその理由を説明した。
新型コロナウイルスに関連するワクチン接種事業や、特別給付金の支給についても議論が交わされた。
特にいわゆる「ひとり親世帯」に対する給付金については、その必要性とともに、支給対象の基準などが詳細に説明された。
また、他の議題として常任委員会の閉会中の継続調査や議会だより編集特別委員会、道路調査特別委員会における調査の進捗についても報告され、今後の取り組みへとつながる重要な議論が展開された。
最後に、全ての議案は全会一致で可決され、令和3年度の町の運営に関する方針が明確にされた。