令和2年9月9日、阿久比町議会第3回定例会が開かれ、8つの議案が審議された。
会議は午前10時に定足数に達した議員により開始された。議長の瀧塚政明氏は、議案の審議を進める中で議題となった各案件について質疑を行い、異議がなければ各議案を委員会に付託する方針を示した。
まず、議案第39号の阿久比町手数料条例の一部改正については質疑が行われず、文教厚生委員会へ付託が決まった。続く議案第40号の廃棄物処理及び清掃に関する条例の改正についても同様の流れとなり、総務建設委員会に付託された。
議案第41号、令和2年度一般会計補正予算についても質疑はなく、こちらも各常任委員会に付託することが了承された。国民健康保険や介護保険など、特別会計に関する補正予算も同様に委員会へ送られることとなった。
議案第46号、下水道事業会計補正予算に至るまでの各議案がすべて異議なく進められた。議長は、念のため質疑が行われなかった理由について、議員の関心が一定の課題に絞られている可能性を指摘した。議論の活発化が求められている中、委員会での深い審査が期待されている。
本会議は午前10時7分に終了し、次回は9月10日に予定されている。議会運営に注目が集まる中、各議案の詳細が議員間でさらに掘り下げられることが望まれる。