令和5年12月7日に開催された阿久比町議会第4回定例会では、重要な議案が上程された。特に工事請負契約の締結や地方税条例の一部改正など、町民生活に直接影響を与える議案が数多く含まれている。
最初に、議案第39号の工事請負契約の締結が議論された。田中清高町長が説明した内容によれば、町道5045号線における道路改良工事（その3）の契約金額は1億4,135万円であり、契約の相手方は株式会社岡戸組とのことだ。議案は出席議員の全員一致で可決された。
続いて、災害派遣手当の支給に関する条例の一部改正（議案第40号）について、田中町長が説明を行った。この改正は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に関連しており、緊急時に派遣される職員に対する手当の取り扱いを見直すものである。新たな法令に則して、議案は可決される運びとなった。
議案第41号では、阿久比町議会議員の報酬や費用弁償、期末手当の改正が提案され、議会における支給月数の引き上げが示された。これに伴い、今改正による予算案が承認された。これについても議会からの承認を経て実施される見通しだ。
また、議案第44号に関しては、国民健康保険税条例の一部改正が論じられた。これは、出産に伴う税負担軽減を目的としており、少子高齢化に対応した重要な施策である。産前産後期間において、国民健康保険税の減額措置が講じられる。
最後に、議案第47号の一般会計補正予算について、田中町長が詳細な説明を行った。この補正予算案は、歳入歳出それぞれに8,265万円の追加を含んでおり、歳入決算の確定に基づいて計上されている。町民サービスの向上に資するものであると強調された。
本日の会議では、議案に対する質疑と討論が行われ、重要な決議がなされた。今後も本議会の動向に注目が集まる。次回の本会議は12月8日金曜日に予定されており、さらなる議案の審議が行われる見込みである。