阿久比町議会第6回臨時会が令和3年11月30日に開かれた。
この会議では、令和3年度阿久比町一般会計補正予算が審議され、採決の結果、原案通り可決される運びとなった。
議案第44号は、歳入歳出予算の総額を2億7,748万1,000円追加し、総額を100億5,035万1,000円とする内容だ。
町長の竹内啓二氏は、児童に現金給付を行うための予算が計上されていると述べた。
具体的には、ゼロ歳から18歳の児童の保護者への臨時特別給付金事業が含まれる。
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種準備にかかる経費も計上されている。
大久保英俊総務部長は、歳出の増額内容について詳細に説明した。
特に児童手当に関連する事務が急務であることを強調し、臨時特別給付金の実施に向けた準備が常に求められているとの認識を示した。
さらに、コロナワクチン接種券作成にかかる委託料やシステム改修費も増額される。
これにより、ワクチン接種のスムーズな実施が期待されている。
本臨時会では、会期を1日間とし、質疑は行われなかった。
賛成者全員により議案は可決された。
その後、竹内町長から専決処分に関する報告が行われた。
項目には和解や損害賠償についても含まれていることが示された。
総じて、補正予算による子育て支援とワクチン接種体制の強化が図られる重要な会議であった。