令和4年8月1日、阿久比町議会第4回臨時会が開かれた。議事では、一般会計補正予算や備品購入契約についての議論がなされた。
最初に、町長の竹内啓二氏が議案第41号、令和4年度阿久比町一般会計補正予算(第5号)について説明した。この補正には、歳入歳出それぞれ2,120万円が追加され、総額は106億3,174万8,000円となる。
補正の主な内容は、本年7月に発生した大雨による災害復旧事業費が計上されている。総務部長の大久保英俊氏は、「大雨によって冠水した多目的グラウンドの排水対策工事費を112万円増額する」と述べた。この他、農業用施設の修繕や町道の復旧に関連した経費も説明された。
また、歳入の項目としては、財政調整基金からの繰入金1,700万円と地方債420万円の発行が挙げられた。さらに、議案第41号は無事に可決され、全議員が賛成した。
整った後、日程第42号、電子黒板や関連機器の購入契約についてが提案された。この契約の金額は1,654万4,000円であり、契約の相手方は富士電機ITソリューション株式会社であった。
再び、議論の後、議案第42号も全会一致で可決された。これにより、臨時会で付議された全案件の審議が終了した。議長の渡辺功氏は会議をまとめ、「本臨時会の閉会を宣言します」と述べた。