令和2年3月9日、阿久比町議会は第1回定例会を開催し、様々な議案の審議を行った。
特に注目されたのは、議案第13号の撤回である。この議案に関し、町長の竹内啓二氏が撤回理由を説明した。
公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の交付内示による影響を受け、一定の減額が必要になったためだ、とのこと。これに対し議会は異議なく撤回を承認した。
次に、議案第1号が取り上げられ、阿久比町行政手続における特定の個人を識別するための番号についての条例改正が提案され、質疑は行われなかったが、文教厚生委員会に付託することが決まった。
続いて、議案第2号では職員の服務の宣誓に関しても適用される変更があり、議員からの質疑はなかった。この議案は総務建設委員会に付託された。
議案第3号の公務災害補償条例も同様に質疑が行われず、軍の委員会で審議されることになった。特に、議案第4号の議員報酬などに関する条例改正も賛同され、付託となる。
その他の案件では、特別職の関する条例改正や公共施設整備基金の設置などの議案も含まれている。議会は一連の議案に関してスムーズに進行しており、特に質疑がないまま進行することが多く見受けられた。
本定例会では、特に阿久比町の財政に関わる重要な案件ばかりであり、次回の本会議は3月10日に予定されている。議会は、引き続き地域の発展に向けた議論を重ねる意向を示している。