令和3年2月22日に開催された阿久比町議会第3回臨時会では、令和2年度阿久比町一般会計補正予算が審議された。
この日の会議では、まず会議録署名議員の指名として、新美三喜雄議員と竹内卓美議員が選出された。
続いて、会期の決定がなされ、本臨時会の会期は1日間と確認された。その後、令和2年度一般会計補正予算についての討議が始まった。
補正予算の提案者である竹内啓二町長は、歳入歳出それぞれ4,600万円の追加予算を求め、総額が145億1,366万1,000円に達することを説明した。補正の主な理由は、新型コロナウイルス感染症対応に必要な財源としての交付金が、予定事業の実績を大きく下回ったため、予算の調整を行う必要があった。
総務部長の大久保英俊氏は、文書のペーパーレス化に向けたソフトウェアの購入や、インターネット環境への負荷軽減のためのサーバー増設に関する増額を示した。特に、教育部の予算においても、教員用パソコンの購入やライセンス料の増額が議題に上がった。
質疑応答の時間では、特に意見が交わされることはなかったが、議長は討論を省略し、直ちに採決に移ることを提案した。これに異議はなく、出席議員全員が賛成し、議案第3号は無事に可決された。
本日の会議をもって、阿久比町議会第3回臨時会は約7分の間に終了した。議長の瀧塚政明氏は、議事が円滑に進行できたことに感謝を述べ、閉会を告げた。